2015年5月29日金曜日

ボクシンググローブ編 その1


ボクシンググローブ選びは、中々難しい。色々な目的に合わせて、買わなければならない。サンドバック用、スパーリング用など。自分にあったものを買うのに越した事はないが、ピンキリで悩んでしまったりもする。そこでボクシンググローブを、色々な会社別に比べて見ようじゃないか。興味深い事に、会社によって握りかげんや、かたさ、フィット感なども違う。自分にあったボクシンググローブを、目的に合わせて使いこなして行こう。


日本が世界に誇れるボクシンググローブ!
世界中のトップレベルのボクサーが練習につかっている。他社に比べると柔らかくスパークリングには、とてもよい。相手へのダメージや、自分の拳の保護には、最高品質のウイニングボクシンググローブで、是非、守りたいものだ。中の握り加減も丁度よく、手首と手首からしたのサポートも抜群。だが世界トップレベルだけに値段がはるのがネック。マニー・パッキヤオは、試合では柔らか過ぎるので使いたく無いらしい。















グラントはアメリカの会社。かなりの確率で試合用として世界で使われている。それだけ選手から信頼されている。日本では、まだそこまで、ジムでみかけられない。表面が少し硬い気もする。サンドバック用のは、試合用に比べたら少しだけ柔らかい。中の握り加減は、少々硬く、指先にかけて段々狭くなっており、きつくも感じられる。親指と人差し指の付け根の部分に抵抗感がある。手首から下にかけてのサポート感は、とてもよくできている、だがハードパンチャー選手には、拳にパンチの重みが伝わりやすいかもしれない。値段もかなりする高級品。


メキシカンスタイルのボクシンググローブ、王道中の王道。世界中の選手に愛されている。グローブのなかの拳まわりが小さめに出来ていて、握った感じがとてもよく、グッと強く握り締めれるタイプ。その分、力のこもったパンチがうてる。パワーに自信のある選手には、もってこいの品物である。手首まわりが、少し柔らかな感じもしない事もないが、テープで固くとめれば問題ない。表面も気持ち固め、拳のけがをしやすい選手には、ちゃんとしたトレーナーのハンドラップの技術が問われるかもしれない。



     
           
 エバーラスト は、最も歴史が長く、 過去の スーパースター達が愛用されてきた。今でも多くの選手が試合や練習で活用している。最近は、他社の活躍ぶりが目立つが、それでも 選手へのスポンサーシップにはげみ、いまだに多くの選手に試合で愛用されている。グローブ自体は、それなりのクオリティーは、あるものの、長く打ち続けると拳がグローブの中でずれていく感があり、単発の試合などには良い物の、長持ちさせるのにはコツが必要かもしれない。親指の部分も他社のに比べると、割かし動かせられる。握り加減と手首のサポートも、まあまあ良し。全体的に緩く柔らかい感じ。どちらかと言うとネイムバリューのほうが、質その物よりも大きくなってしまったのかもしれない。
                             
 ボクシング魂 ボクシンググローブ編 その2 に続く